賃貸は、仮暮らし、ではない。

図書館で、よく雑誌のバックナンバーを借ります。つい先日は、「暮らしの手帖 30 秋 2007年」を借りました。

そのなかで、内沢旬子さんの「『仮ぐらし』をやめて」というエッセーがありました。「暮らす」ということは、どういうことなのか、とても印象深い言葉が書いてありましてね。とてもうなずきながら読みました。

そんな内田さんの文章を紹介してみたいと思います。ピンク色の文字は、内田さんの文です。

ただ、日本にいる時間は、次にどこかへ行くまでの「仮ぐらし」に過ぎないと、とらえていたのだと思う。


そんな内田さんは、似た価値観の旦那さんと結婚します。

日の当たらない風通しの悪い長屋を見つけ、大量の本や道具を持ち込んだ。新しく買いそろえたものはなかった。そんなものにお金を使うならば、お互い好きなこと、本や航空券に使いたかったからだ

中略

ぎりぎり布団二つ敷くスペースを残して本棚を並べ、天井までぎっしり詰め込み、溢れた分は床に積み上げ、歩くすき間もなくなった。そういう生活に疑問もなく不満も全く頂かなかった。


ところが、内田さんは乳がんになります。経過も思わしくなかった。気力も落ちて、閉所恐怖症になったそう。本が積みあがった空間が苦痛だったので、生活空間を改善し始めます。

特にこのくだりに思わずうんうんとうなづきました。

床が見える見えるようになれば(何年ぶりのことだろう!)ほこりや汚れが気になるようになり、掃除を頻繁にするようになった。部屋に風を通すのことが、こんなに気持ちのいいものなのかと、噛み締めるように味わった。

以前の私の場合は、天井にまでぎっしり本とか、布団二枚分以外みんなモノというところまで行きませんが、まぁかなりモノは多かったです。

でも、最初にモノが多い、ほこりだらけの部屋を大掃除したあと、部屋に、風が通るのが、ほんとうに気持ちよかったです。どんよりとしていた空気がさわやかになっていく感じです。

掃除をしつつモノを捨て始めたら、さらに気持ちのいい部屋になりました。

そうなってくると、不思議なことに、毎年、風邪を何回もひいていたのが、だんだんと回数が減ってきたんです。今では、一年に一回もひかないという年もあります。

内田さんの文を読んでいると、その時の気持ちを思い出しました。


さらにこの文。

そうしてようやく、気にった布のカーテンだとか、美しい形をした食器だとか、そういったものたちを生活に取り入れていくことが、きちんと「暮らし」ていく楽しみや励みになってくれるのだと、遅まきながら気がついたのだった。


私も、遅まきながら気が付きました(・∀・)

今も、賃貸なんですけどね。別にずーっと済むわけじゃないんですけどね。だからといって前みたいに、「仮ぐらし」、って思っていません。今の家でも、どこへいっても、好きなモノを足したり引いたりしながら、きちんと「暮らし」ていこうって思っています。



それじゃ、また明日~!

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2017-04-12 : シンプルライフ : コメント : 0 :
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